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  今年から義務に近い仕事が一つ増えました。
不動産の相談員です。おもに隔月で午後を担当します。相談に来られる方は不動産を所有されているゆえの悩みです。
 最初の数十分は とにかく聞き役に徹します。
隣人の性格から、身内の因果関係から、長年鬱積(うっせき)し溜めこんだ感情がドロドロと出てきます。相談員の立場ですが、自分自身の悩みとして捉(とら)え一緒に心痛め相談に来られた方の重い荷物をテーブルに置いていただきます。
 次に客観的な視点で相談内容から依怙贔屓(えこひいき)な箇所を引き算して、当事者の相手方に足し算して、法的な解釈を法律用語を使わず、また判例と言わず、分かり易くたとえて話をします。「交差点での出会い頭の事故で、相手方が赤色信号の点滅で突っ込んで事故になってしまったが、自分自身が一旦停止をして安全確認をしていたら事故は無かったのではと・・・」
 一歩下がって大人の視点になっていただきます。
 けっして法的にどうしたら勝つか、どちらが勝ち負けか、などの相談には乗りません。
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 この不動産の相談は無料です。もし有料にしてしまうと、相談に来られる方は依頼者になってしまい。一方的な依頼者寄りの法的解釈から法廷闘争に導いてしまうからです。
 この不動産無料相談は三原において40年以上続いています。不動産において争いが無く、円満円滑に不動産の所有が行えるよう願っている精神のようです。
 ただ、私は駅前の不動産屋のお兄さんです。相談に来られた方が帰り際に「先生、ありがとうございました」と言うのはヤメテください。