「せんむ」のブログ

2014年07月

診察台2
 食事の後は、その度に歯磨きを欠かさない自分です。間食をしないので一日 3回から5回は歯磨きです。歯を健康に保つと食事も美味しく、よく噛めるので更に美味しく味えます。歯に痛みを感じると、歯医者さんに駆け込みます。歯の痛みをほっておくと夜が怖いからです。城町のショッピングセンターにある歯医者さん土曜、日曜にも診療してくださるのでとてもありがたいです。ここの先生は世間話も愛想もありませんが、職人肌の歯医者さんで正直腕がいいです。無駄な検査がなく、診察回数も最少限です。開業医さんは土曜、日曜の休みが普通ですが、土日がんばる先生にも好感がもてます。ここの先生が一番こだわっているのは、おそらく噛み合わせです。上下のそれぞれの歯が綺麗に噛み合わさってこそ診療完了という感じなのです。完了するまで、先生「噛んで、はい、噛んで、はい、横にぎりぎりして・・」を繰り返して噛み合わせを上手に合わせます。
鏡で歯をよく見てみますと上下それぞれの歯の凹凸(おうとつ)が立体パズルのように合致しているのがわかります。
 それぞれの歯がマッチする・・診察台で口を開けてふと思いました。自分の仕事・・売主さん、買主さん それぞれの思いが合致して契約が成立する。合致するまで、時間をかけて双方に納得していただく、けっして強引な手法はとらずに手間ひまかける、しかし無駄なことはしない。何故かしら、いつも仕事が頭から離れない自分です。
歯科

リビング  
 東京大学ご卒業、丸ノ内の本社採用で(西)ドイツに赴任され帰国後、三原に転勤されたとき駅から徒歩圏内にマイホームを建てられました。退職される時に売却され現在まで、一戸建ての貸家として弊社がお世話をしております。貸家は別邸のみで本邸は購入された女性の大家さんがお住まいです。同じ敷地内に大家さんがお住まいですので、別邸は女性限定の入居となっております。女性の一人暮らし専用の物件です。このたび、アラサーの女性にご契約いただきました。
 旧市街地の中でも、450年前に居住地として定められた地域、東側から旭町(おもに水産漁業関係の方)、東町(おもに商業関係の方)、館町(おもに登城関係の方)、本町(おもに社寺関係の方)、西町(おもに工業関係の方)これらの地域には何かしらの地力(ちりょく)?といいましょうか 現代の科学でも説明できない見えない「力」を持っている様に感じるのです。
 この物件、別邸は当然独身の女性が入居されますから、しばらくすると、ご結婚されます。寿退社ではなく寿退去です。今まではそれが当たり前とおもっていましたが、前回お住まいの女性はご結婚を2度経験されていました。言い方を変えれば2度離婚さていた方でした。しかし入居から数年でめでたく寿退去されました。街で幸せそうに歩いていらっしゃるお二人を見かけました。長身で優しそうな旦那さんでした。
不動産業法上、法的に説明できない内容は営業上NGですので「縁結びの物件」とは言えませんが、どうもこの物件には「いい男運」があるように思うのです。

広告原稿2

  それが、ごく自然で当然普通で当たり前のことなのに、あらためてホットしてしまいます。
  弊社は所謂(いわゆる)事件・事故物件というものは取り扱わないので、売主さんの売却の主な理由は、現金化のための売却、相続で取得されての売却、転居・転勤のため売却、財産の整理のための売却などです。このたび売却の依頼をされたお客さんの年齢層は70代、80代でした。
 お問い合わせ、現地へのご案内、弊社へのお越しくださった、購入ご希望のお客さんの年齢層が20代後半から40代前半です。60代・70代のお客さんはお子さん(30代前後の方)のためでした。

 広告原稿                      
 お孫さん、ひ孫さんがいらっしゃる年齢の方が、これからお子さんを育てられる世代への不動産売却と感じました。不動産 特に土地(宅地)は唯物のものです。それぞれの不動産はこの世に1つしかありません。とても大切なものです。その不動産を本当に必要とし末永くご自分の財産として所有される方に移ってゆく・・・ごく自然で当然のことです。
 
 しかし、この世には不動産を転売し暴利をあげる方、きれいな広い土地を小さく切り刻んで利益をあげる方、汚れた物件を粉飾して正当な相場で売却する方×××など 唯物のものに禍根・瑕疵がついてしまうのは残念です。

 この度もそれぞれの不動産が大切な財産として所有されるお客さんのもとに渡りそうです。不動産として一番幸せな巡り会わせです。



ファイル バインダー
 古文書でも抱えるようにして、白髪の初老の男性が事務所に来られました。30年以上前の不動産の売買契約書を取り出されました。テーブルに広げられた契約書の日付は昭和50年代でした。私が学生というより子供の頃と表現した方がよい年代です。当時、弊社の仲介で土地建物を購入されていました。いまは懐かし、B4サイズ、B5サイズの契約書です。それに記入欄はすべて手書きでした。初老の男性は前面道路の工事にともなう境界の確認と権利関係の相談でした。私は契約書の他に図面も拝見し後々何事も無いように几帳面で丁寧な仕事に驚きました。男性も私の説明で(1時間以上かかりましたが)納得され安心されたようです。それに30年以上もたっても、ちゃんとお世話してもらった不動産会社があり、気軽に立ち寄れる事が良かった様でした。自分自身、当時パソコンやプリンターの無い時代に、良くもまあそこまで丁寧に書類を作っていたと弊社の事なのに感心してしまいました。初老の男性が帰られた後、ファイル棚を見てみました。不動産契約書(複写)の保存義務は5年、会社法の適用では10年となっています。ファイルをさかのぼってその当時の年代のバインダーを見つけました。開いてみるとその男性に仲介した物件の副本が保存されていました。さらに一目でわかる様に物件ごとに丁寧にラベルが貼ってあり一目瞭然に探し出す事が出来ました。きっと仕事に気持ちと真心がこもっていたんだと つくづく感じた梅雨の晴れ間の午後でした。


 店舗内部より (1)                       
 
 仏像彫刻 素人目から見れば彫刻刀で木材を削って仏像を作ってる全くそうにしか見えません。しかし仏師の方は山に入り仏様のいらっしゃる樹木からお出しするだけと言われます。つまり竹取物語のかぐや姫の誕生のように、山の木々の中に観音様、弥勒菩薩様がいらっしゃる それをお出しするだけと・・
 商店街のほぼ中央の角地にあります。わずか7坪弱の店舗です。弊社が25年以上もお預かりしています物件です。洋服屋さんから小物屋さん雑貨屋さん食べ物屋さん・・小さなお店ですが、みなさん何かしら利益を上げられました。昨年、遠方にいらっしゃる親孝行の息子さんが相続され売却の依頼がありました。しばらくシャッターがおりたままでした。風通しのため誰もいない薄暗い店舗に入りますと、この店舗が「早く光を浴びたい、また沢山のひとに来てほしい」と感じるのです。「今度は行列の出来るお店になりたい」と・・
  
店舗 外観 人柄の穏やかな新しい持ち主に所有権を移し、この店舗が求めている、期待できる業種と人物にお借りしていただき8月にはオープンの運びとなりました。
 自分自身 特に営業活動や宣伝広告も無しにただ自然の流れに逆らわず、たんたんと巡り会わせのまま進めて行きました。この店舗が何らかの引っ張る力の持っているのは以前から感じていましたが、今回も不思議な偶然に近い出会いの連続で丸く綺麗にまとまった一件でした。

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